カキツバターズ☆
『アクロバットパフォーマンス』
Program/Event
相撲と月経をむすぶ「NEO子宮系ムーブメント」とはいかに?
KYOTO EXPERIMENT初の公募プロジェクトで選出され、2年にわたりリサーチと制作に取り組んできた、パフォーマンス・ユニット「チーム・チープロ」。
2022年は「女性の身体性」と「触れること/触れられないこと」についてのリサーチを発展させ、「月経の再魔術化」をテーマとした作品を発表する。本作では科学的な知識や理解を重視しつつも、それだけでは扱いきれない月経の不条理さとともに踊るための「儀式」が執り行われる。そこで導き出されるのは、股を開き、地面を踏みしめる「四股ダンス」!? 自ら「NEO子宮系ムーブメント」と称するパフォーマンスは、四股という型を手がかりに社会の境界を軽妙に越境していく。
豊岡演劇祭では10月の京都上演に向けて創作途中の作品を竹野で発表します。
9/16(金)11:30
振付・構成:松本奈々子、西本健吾/チーム・チープロ
出演:松本奈々子
振付コラボレーター・出演:内田結花、前田耕平
映像デザイン:安倍大智
舞台監督:小林勇陽
照明:渡辺佳奈
音響:林実菜
制作:芝田江梨、奥山愛菜/木元太郎(THEATRE E9 KYOTO)
プロダクションマネージャー:北方こだち
テクニカルアドバイザー:吉本有輝子(真昼)
字幕翻訳:河合京花
協力:有楽町アートアーバニズムプログラムYAU、一般社団法人ベンチ、豊岡演劇祭実行委員会
製作:チーム・チープロ
共同製作:KYOTO EXPERIMENT
助成:一般財団法人地域創造[Intergenerational Thinking - 世代間の対話]
主催:KYOTO EXPERIMENT
2021年度セゾン文化財団 滞在アーティスト、令和3年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
アーツカウンシル東京 2021年度トライアル事業「未来の踊りのためのプログラム」参加作品
75分(予定)
松本奈々子、西本健吾/チーム・チープロ
松本奈々子と西本健吾によるパフォーマンス・ユニット。身体と身振りの批評性をテーマに活動を続けてきた。近年は、都市における具体的な場所や時間から一つのステップを見出し、そのステップが喚起する複数のコンテクストとパフォーマーの身体感覚や記憶の交差をあつかうダンス作品を制作している。主な作品に『20世紀プロジェクト』(2017-2018)、『皇居ランニングマン』(2019-2020) など。