カミーユ・パンザ/エルザッツ(Camille Panza / ERSATZ)
『思い出せない夢のいくつか』 “Some Forgotten Dream”
豊岡演劇祭では誰もが楽しめる魅力的なプログラムを提供するのはもちろんのこと、演劇祭をまちづくりの機会として活用しています。地域通貨、スマートフォンを使った非接触型チケットシステムの導入をはじめ、豊岡に学ぶ大学生たちとの情報発信、マイボトル運動など、まちをより楽しんでいただくためのトライアルが始まります。
昭和初期のモダン建築も数多い豊岡の市街地、温泉街の城崎、関西屈指の海水浴場として知られる竹野、避暑地としても人気の神鍋高原といった豊岡市の特徴的な7エリアに加えて、昨年から養父市、香美町も演劇祭の会場に加わりました。それぞれに個性あふれる9つのエリアを巡りながら、多彩な舞台表現に触れられる演劇祭です。
9団体10演目からなるディレクターズプログラムに加えて、公募から選ばれたフリンジプログラムには約60団体もの参加が決定。国内外から最先端の演劇作品を招聘するとともに、劇場やホールを飛び出して、芝居小屋、広場、公園、神社の境内など、期間中はいたるところが公演の舞台に。さらに、大道芸を中心としたストリートパフォーマンス、ナイトマーケットなども出現します。