豊岡演劇祭2023
ダイジェスト
世界でも類を見ないほどの広大なエリアで、多彩な地域、多様な文化が「うずまく」ことをコンセプトとした豊岡演劇祭2023。多くの出会いが生まれ、新たな時代の「まくあけ」にふさわしい開催となりました。
2020年、豊岡演劇祭は、演劇やダンスを中心とした舞台芸術フェスティバルとして始まりました。その第1回はコロナ禍の影響を受け、感染症対策を施した上で客席数を半分にして実施。2021年は緊急事態宣言発出を受け中止されました。
実質第2回の開催となった2022年は、のべ10,000人の目標来場者数に対し、18,250人と大きく上回りました。
豊岡演劇祭はアジア有数のフリンジ型の国際演劇祭を目指しています。
国内外のアーティストの創造発信や交流する場を生み、多様な文化や価値観に市民や来訪客が触れる機会を創出することで、芸術文化の振興や国際交流に貢献したいと考えています。
また、豊岡演劇祭は観光とまちづくりと連動したフェスティバルでもあります。
フェスティバル運営を通じ、回遊性向上に関する施策、公共交通のモビリティ実証実験、地域通貨の導入、観光事業と連動したプログラム造成、市民参加のプログラムやワークショップ開発など、さまざまな施策を通じて地域社会に還元することを目的とした取り組みを行ってきました。
これら文化観光推進事業に関する活動が評価され、2021年には文化庁「スポーツ文化ツーリズムアワード2021」文化ツーリズム賞を受賞しました。
2021年開学の芸術文化観光専門職大学とは、プログラム造成や学術研究に関する連携を進め、事業推進、学術的評価や効果測定を通してその知見を還元し、地域社会に一層貢献をしていきたいと考えています。
まちづくりに演劇の力を活かす
会場間を移動するモビリティの実証実験、地域通貨の導入、大学との連携、チケットアプリの開発など、様々な事業者・組織と連携し、演劇の力を活用したまちづくりを推進しています。
地元に暮らす人々、観劇に訪れた観光客、アーティストたちが交流し、対話する機会と場をつくります。
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演劇祭で
地域通貨を導入!豊岡演劇祭では「共感コミュニティ通貨 eumo(ユーモ)」を活用した、豊岡演劇祭応援コインを導入します。通貨単位は1CLAP(クラップ)=1円相当として、共感の気持ちが地域経済の循環の一部となる仕組みです。加盟店でのご利用や、ナイトマーケット、オフィシャルグッズをお買い求めの際もご利用いただけます!
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観光客も市民も
みんなで大交流!「小さな世界都市」を目指す豊岡では、観光=交流と捉えています。日本各地〜海外からのアーティストや障がいを持った方による公演は、誰もが楽しめるプログラムに。さらに、地元に暮らす人たち、観劇に訪れた観光客、出演者らが交流する場としてのナイトマーケットなど、さまざまな人々の対話が広がる機会と場をつくります。
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フェスティバル運営には
大学生の力も!2021年春、豊岡に芸術文化観光専門職大学が開学しました。演劇やダンスを本格的に学べる初の国公立大学として、すでに学業に励んでいる学生たちももちろん豊岡演劇祭スタッフとして参加。学生ならではのSNSによる情報発信やコミュニケーションにも挑戦します。また演劇祭期間中には、大学でのオープンキャンパスも開催予定です。
豊岡演劇祭2023では地域の企業と連携して、但馬ならではの特産品を使用したオリジナルのグッズを作成しました。
豊岡演劇祭応援コインは、paypayやLINE PAYと同様にQRコードを読み込んで、代金を支払うサービスです。違うのは、共感や感謝の気持ちを軸に経済を循環させていく地域通貨であること。通貨の単位も、演劇祭にちなんで”CLAP(拍手)”としてます。
チャージはカード決済、または一部利用店舗でも可能です。
豊岡演劇祭公式ロゴマークの利用をご希望の方は「豊岡演劇祭公式ロゴマーク利用規程」をご確認の上、「豊岡演劇祭公式ロゴマーク利用申請書」をご記入の上、ご提出ください。
豊岡演劇祭ではガイドラインを設け、ハラスメントの防止に努めています。
構成団体
- (特非)コミュニティアートセンタープラッツ
- (一社)豊岡観光イノベーション
- 豊岡ツーリズム協議会
- 兵庫県但馬県民局
- 豊岡商工会議所
- 豊岡市商工会
- 豊岡市
- 養父市
事務局
- 豊岡市役所観光政策課
- 令和5年度 文化庁 文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業