About

演劇祭を知る

観る寄る巡る。

豊岡演劇祭は、劇場だけではなく温泉街、海岸、高原、神社の境内に設けられた木造の農村舞台など、まちのいたるところが舞台になるのが大きな特徴です。山陰海岸ジオパークとも重なる土地の魅力を存分に引き出すとともに、全国の舞台芸術ファンの期待に応えるプログラムに、国際共同企画、若手カンパニーやストリートパフォーマンスなども合わせると国内外から約70の団体がこの地に集まることになります。
たくさんの観劇の機会が生まれるのはもちろん、ふと気になる場所に立ち寄ったり、表情の異なるエリアをゆっくりと巡ってみたりするうちに、各地のおいしいご飯、名湯、雄大な景観にも出会うことになるでしょう。

5年目を迎える今年のテーマは、“観る寄る巡る。”。
毎年恒例となったフェスティバルナイトマーケットなど、演劇祭に合わせて開催する様々なイベントとともにみなさまをお待ちしています。


Message メッセージ

フェスティバルディレクター

平田オリザ

2020年、コロナ禍のなかで産声を上げた小さな演劇祭が、いま、静かに着実に日本を代表する演劇祭へと成長し始めています。
国内外の多くのアーティストが一度は参加したいと願う演劇祭。
参加しない年も「今年は何日間行けるかな、誰に会えるかな」と手帳を開く演劇祭。 

観客のみなさんも同様に、春先から「今年はどんな演目が揃うんだろう」と気にかける演劇祭。
そして演目の発表が続く中で、「じゃあ、今年はここら辺で3泊しようか」などと観劇仲間と話ができる演劇祭。

何より観客とアーティストが出会い、旅館やカフェ、温泉やおそば屋さんで言葉を交わせる演劇祭。

観る寄る巡る。
私たちは、まだ世界のどこにもない、新しい形の演劇祭の形をみなさんにお届けしたいと思います。

豊岡演劇祭実行委員会 会長 (豊岡ツーリズム協議会)

高宮浩之

豊岡演劇祭は豊岡市、養父市、香美町の9つのエリアで開催してきましたが、今年から新たに朝来市、宝塚市が加わりました。9つのエリアには温泉があり、高原があり、海があります。それぞれ多様な歴史、文化、そして食があります。豊岡演劇祭では玄武洞公園や香住東港での即興のダンスと音楽によるパフォーマンス、城崎温泉街などでのストリートパフォーマンス、但東町での古くから残る農村歌舞伎舞台で子供たちによる農村神楽、スキー場での演劇、観光列車に乗車してのホームや車内での観劇など、ここでしか体験することのできない演目が数多く開催してきました。朝来市や宝塚市という魅力あふれる地域が加わり、今まで以上にバラエティに富んだ演劇祭となるだろうとワクワクしています。
 
今年の豊岡演劇祭のテーマは、“観る寄る巡る。”です。
観劇後は、お店に立ち寄って自慢の食をお楽しみください。ミーテイングスポットやナイトマーケットもありますので、お客様同士、演者の方や地域の方と語り合ってください。そして是非2つ以上のエリアを巡ってください。作品数も多く、魅力あるものばかりですので、限られた時間の中でどの作品とどの地域を組み合わせるか、その計画を立てるのも楽しいかもしれません。

最後になりましたが、開催にあたりご協力、お力添え頂いたすべてのみなさまに心よりお礼申し上げます。
みなさまとお会いできることを楽しみにしております。

Progress これまでの歩み

2020年、演劇やダンスを中心とした舞台芸術フェスティバルとして始まった「豊岡演劇祭」。アーティストの創造発信の場であるとともに、訪れた人も市民にも多様な文化や価値観に触れる機会をつくり、国際交流の場ともなることを目指しています。

また、豊岡演劇祭は観光やまちづくりと連動したフェスティバルでもあります。これまでに周遊促進、公共交通の実証実験、地域通貨の導入、観光事業と連動したプログラム醸成、市民参加のプログラムやワークショップ開発など、地域社会への還元に取り組んできました。

これらの取り組みが評価されて、「スポーツ文化ツーリズムアワード2021 文化ツーリズム賞」(スポーツ庁・文化庁・観光庁)、「第20回関西財界セミナー賞 特別賞」(関西経済同友会)、「令和5年度 ふるさとづくり大賞 団体表彰(総務大臣表彰)」(総務省)を受賞。
芸術文化観光専門職大学(2021年豊岡市に開学)とも連携しながら、学術的評価や効果測定を通して、地域社会にさらなる貢献を果たします。

Theater Festival Initiatives 演劇祭の取り組み

つながりがうずまく演劇祭

演劇祭をきっかけとし、会場間を移動するモビリティの実証実験、地域通貨の導入、大学との連携など、様々な事業者・組織と連携した取り組みを行っています。


  • 水田雅也『シンボル玉入れ』2023年 ©︎トモカネアヤカ

    観光客も市民も
    みんなで大交流!

    国内外からの多様なアーティストによる公演プログラムに加えて、地域に暮らす人たち、観劇に訪れた観光客、アーティストらが交流する場としてのナイトマーケットやミーティングスポットなどを通して、多くの人たちの対話がうまれる機会をつくります。

  • ©︎トモカネアヤカ

    地域と連携した
    新たな取り組みを展開!

    地域のサポートスタッフのみなさんに演劇祭を支えてもらうだけでなく、地域に根ざしたプログラムや特産品を使ったオリジナルグッズの制作も計画。観劇という形にこだわらず多くの人が関わり、楽しめる演劇を目指しています。

  • 演劇祭で
    地域通貨を導入!

    演劇祭への共感の気持ちが地域経済の循環をうながす仕組みとして、地域通貨を導入しています。オフィシャルグッズをお買い求めの際はもちろん、ナイトマーケットや地域の加盟店でもご利用いただけます。

  • ©︎トモカネアヤカ

    フェスティバル運営には
    大学生の力も!

    2021年に豊岡に開学した芸術文化観光専門職大学は、演劇やダンスを本格的に学べる初の国公立大学。学生が実習の一環として豊岡演劇祭に参加し、学生ならではの視点で演劇祭を盛り上げます。

QR code payment system for supporting Toyooka Theater Festival 豊岡演劇祭応援コイン

豊岡演劇祭応援コインは、共感や感謝の気持ちを軸に地域経済を循環させる地域通貨です。通貨の単位は、拍手を意味するCLAP(クラップ)で、1CLAP=1円相当。QRコードを読み込んで代金を支払うオンライン決済の仕組みで、加盟店舗で利用可能です。

Toyooka Theater Festival Executive Committee 豊岡演劇祭実行委員会

  • 構成団体

    (特非)コミュニティアートセンタープラッツ
    (一社)豊岡観光イノベーション
    豊岡ツーリズム協議会
    兵庫県但馬県民局
    豊岡商工会議所
    豊岡市商工会
    豊岡市
    養父市
  • 事務局

    豊岡市役所観光政策課
  • 令和6年度 文化庁 文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業