豊岡演劇祭2020 感染症対策の基本方針・ ガイドライン(7月30日更新)

2020年8月8日(土)
チケット発売開始

フェスティバルディレクター 
平田オリザから

豊岡演劇祭を開催します。
もちろん、開催は以前から決まっていたことですが、正式に開催が決定しました。
 全国の演劇ファンの期待に応えるラインナップを組むことができたと自負しています。ここにフリンジ(自主参加)の若手カンパニーが続々と加わっていきます。ご期待ください。

 この春、演劇やダンス、音楽といったパフォーミングアーツの世界は、これまで体験したことのない危機に直面しました。そして、その危機は今も継続しています。
 6月末現在、全国で、劇場は少しずつ再開していますが、三密を避けるために通常のような公演ができるようになるのは、まだまだ先のことのようです。
 9月に開催を予定していた豊岡演劇祭も、一時は開催そのものが危ぶまれる状況に陥りました。幸いにして豊岡市を中心とする但馬地方は、今日に至るまで感染者はゼロであり、城崎温泉や神鍋高原、出石や竹野なども賑わいを取り戻しつつあります。演劇祭実行委員会は、四月以降、毎週のように豊岡市当局と協議を繰り返し、国際共同企画の中止、演目差し替えなどを行ったうえでの開催を決定しました。まだ9月の段階での全国的な感染状況を見ていかなければなりませんが、徹底的な感染防止対策を取ったうえで、規模を縮小しての開催となります。
産業や経済と同様に、文化にもバックアップの機能が必要です。私達は、感染リスクの低い但馬で、芸術復興の小さな灯りをともしていきたいと考えています。

 この演劇祭の大きな特徴は、地域振興、とくに豊岡市の主産業である観光との連動です。多くの演劇ファンの皆さんに、一つでも多くの演目を楽しんでいただきつつ、温泉に入り、蕎麦や但馬牛、海産物などを堪能していただきたい。パフォーミングアーツと観光を連動させた日本で初めてのリゾート型、回遊型の演劇祭を目指します。
 フェスティバルの中心となるJR江原駅前には、フェスティバルカフェを設置します。日本中から集まった演劇ファン、上演団体のアーティストたち、それをつなぐ学術や批評、ジャーナリストの方たちが一堂に会し、今日見た演劇について熱く語り、情報交換を行い、明日見る演目を決めていく、そんな場所を創っていきたいと考えています。フェスティバルカフェとその周辺では、但馬の物産品の購入や日本酒、地ビールの試飲など、様々な賑わいが創出されます。

 ウイルス禍の混乱から開催の発表が遅れ、また、そのために詳細が発表できないままでの中途半端な情報公開になっていることをお詫びいたします。詳しいタイムテーブルや関連企画は、追って発表となります。期待して、お待ちください。

皆様と劇場で会える日を楽しみにしています。
平田オリザ

プログラム

2020年7月30日現在

公式プログラム

《豊岡演劇祭 特別公演》
鈴木忠志、高田みどり、SAMGHA/真言聲明の会
『羯諦羯諦』
演出・構成:鈴木忠志  出演:高田みどり、SAMGHA/真言聲明の会
会場:玄武洞公園

《豊岡演劇祭 特別公演》
岩井秀人(WARE)
『いきなり本読み!in 豊岡演劇祭』
企画・司会進行:岩井秀人
会場:日高文化体育館

Q
『バッコスの信女 ─ ホルスタインの雌』
作・演出:市原佐都子
会場:城崎国際アートセンター

cigars
『庭にはニワトリ二羽にワニ』『キニサクハナノナ』
作:小川未玲  演出:志賀廣太郎
会場:豊岡市民プラザ

東京デスロック
『Anti Human EducationⅢ~PANDEMIC Edit.~』
構成・演出:多田淳之介
会場:豊岡稽古堂

中堀海都+平田オリザ
室内オペラ『零(ゼロ)』
作曲・指揮:中堀海都  作・演出:平田オリザ
会場:豊岡市民会館

青年団
『眠れない夜なんてない』
『ヤルタ会談』『思い出せない夢のいくつか』
作・演出:平田オリザ
会場:江原河畔劇場

マームとジプシー
『てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。 そのなかに、つまっている、いくつも
の。 ことなった、世界。および、ひかりについて。』
作・演出:藤田貴大
会場:城崎国際アートセンター

五反田団
新作『ぬかりのない船』(仮)
作・演出:前田司郎
会場:豊岡市民プラザ

変わりゆく線
『四つのバラード』
振付:Roy Asaaf  出演:木田真理子、児玉北斗  ピアニスト:圓井晶子
『diss__olv_e』
振付:平原慎太郎  出演:OrganWorks
会場:豊岡市民会館

フリンジプログラム

フリンジ参加団体が決定致しました。(2020.7.31)

参加アーティスト

※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今後内容に変更が生じる場合があります。
あらかじめご了承ください。

公演の詳細は情報が揃い次第お知らせいたします。

●演劇
うさぎストライプ『ゴールデンバット』
劇団普通 『電話』
小菅紘史×中川裕貴 『山月記』
theater apartment complex libido:『libido:AESOP 0.9』
スペースノットブランク『ラブ・ダイアローグ・ナウ』
日坂春奈『かみしばいや』
広田ゆうみ+二口大学『いかけしごむ』
ブルーエゴナク『タイトル未定』

●ダンス
Aokid×たくみちゃん『MOVE-MOV(I)E MEN-MENT!!!!』
京極朋彦ダンス企画 『未定』
敷地理 『blooming dots』

●リーディング
天明留理子(旭堂南明)『城崎で聴く怪談話』

●大道芸
知念大地『続・ひしと』
塚越ピカル『Living Statue』

●フィジカルコメディ
to R mansion『DIVE/JOURNY(ダイブジャーニー)』

●フィールドワーク
山川陸(山川陸設計) 『三度、参る』

●インスタレーション
越後正志 『観測地点』

●トーク
烏丸ストロークロック 『タイトル未定 』

●ワークショップ
一般社団法人ダンストーク『マジな性教育マジか』by 康本雅子+池上恵一 
「老いと演劇」OiBokkeShi 『老いと演劇のワークショップ』
観客発信メディアWL 『劇評ミーティング』in 豊岡 
竹中香子『「民主的演技」を考えるワークショップミーティング』

●勉強会 
劇作家女子会。『劇作家による著作権との付き合い方勉強会:死後のライセンスについて』
和田華子『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』 

会場