九里ヶ崎雪彦
『スタチュー』
Program/Event
「そこにいる」という事への関心のもと、立つ・歩くなどの微細な動きのみでのパフォーマンス上演を行う武本拓也。2017年より、観客の有無に関わらず毎日この上演を行う事を開始し、現在まで継続している。「ドキュメント」は、日々の上演が蓄積した武本の身体を環境と状況に配置し、そこでどんな反応・選択・影響が起こるかを実演する試みである。
“芸術(art)というよりそれは証拠(document)と呼んだ方がよいだろう。どんなことでもそれにひっくるめられる可能性がある。だから大変に自由なものだ。Free Documentだ。その人が死を意識してその代替として信じたもの、事、心がこれからのたいへん大事な人類の意識遺産となる。それだ、それが次の芸術だ” – 松澤宥
9/17(土)17:00
パフォーマンス:武本拓也
協力 : Stilllive(スティルライブ)
約30分
無料(予約不要)
本パフォーマンス終演後、同じ会場で『Stilllive Village : 生のアリーナ』が続けて開催されます。『Stilllive Village : 生のアリーナ』は予約が必要となりますので、連続での観覧をご希望の方はご予約願います。
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武本拓也
1990年群馬県生まれ。東京都在住。
武蔵野美術大学 映像学科卒業。美学校 実作講座「演劇 似て非なるもの」修了。
城崎国際アートセンター 2022年度レジデンスアーティスト。
「そこにいる」という事への関心を出発点に、立つ・歩くなどの微細な動きを中心としたパフォーマンス上演を行う。
2017年より観客の有無に関わらずこの上演を毎日行う事を開始し、現在まで継続。
近年の作品に「山を見にきた」(DanceNewAir2020>21)、「正午に透きとおる」(TPAM2019フリンジ)など。