プログラム・イベント
イラストレーション:カナイフユキ

Program/Event

プログラム・イベント

[program]

『グッドモーニング』

マレビトの会

城崎

  • 演劇
  • 小津安二郎
  • 新作公演

日時

9/10(金)17:00
9/11(土)13:00
9/12(日)11:00

作・演出

松田正隆

作品
クレジット

作・演出:松田正隆
演出部:倉橋真奈美、三宅一平
出演:生実慧、石田ミヲ、小坂浩之、酒井和哉、田中夢、西山真来、深澤しほ、松橋和也、三間旭浩、矢野昌幸、山科圭太、
吉田萌、我妻直弥
舞台監督:世古口善徳 (愛知県芸術劇場)
音響:山崎理沙(NPO法人プラッツ)
照明:藤原海翔(NPO法人プラッツ)、綿中駿介(豊岡市地域おこし協力隊)
制作:三竿文乃
制作アシスタント:青木佳
制作協力:森真理子、山田咲、吉田雄一郎
レジデンス協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)
協力:ヌトミック
助成:芸術文化振興基金助成事業
企画:マレビトの会
主催:一般社団法人マレビト

上演時間

3時間30分(予定・休憩あり)

料金

前売一般:3,000円
当日一般:3,500円
前売U25・障がい者:2,500円*
当日U25・障がい者:3,000円*
高校生以下:無料*
*当日要証明書提示

お役立ち

※9/11(土)13:00の回は託児サービスあり(要予約)。詳細はチケットページをご確認ください
※9/12(日)11:00の回の終演後、演出家・松田正隆(マレビトの会代表)とゲストによるアフタートークを行います。
ゲストは決定次第お知らせします

未曽有の出来事を経験した都市をテーマに、様々な形の演劇表現を追求してきたマレビトの会が、新作『グッドモーニング』を上演。前作『長崎を上演する』『福島を上演する』では、何もない素舞台で小道具を一切使わず、マイムを中心とした上演形式を確立したが、このミニマルな手法を引き継ぎながら、新たな俳優を迎えてクリエーションを行う。
『グッドモーニング』で描かれるのは、ニュータウンで起こる連続殺人事件を背景とした、市井の人々の生活。 都市に暮らす人々の生態を描いた小津安二郎の映画『お早よう』を手がかりに、舞台上と戯曲、二つの時空間が「東京」という現実を観客の眼前に映し出す。

 

Profile

マレビトの会
2003年設立。被爆都市を扱う「ヒロシマ―ナガサキシリーズ」(2009‐10)、3.11以後のメディアと社会の関係に焦点を当てた『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』(2012)、複数の戯曲を通じ都市を多面的に描く『長崎を上演する』(2013-16)、『福島を上演する』(2016-18)などを上演。未曽有の出来事を経験した都市をテーマに、上演形式を変化させながらも、歴史に回収されえぬものを探り、描き続けている。

松田正隆
1962年長崎県生まれ。2003年、演劇の可能性を模索する集団「マレビトの会」を結成。主な作品に『cryptograph』(2007)、『声紋都市ー父への手紙』(2009)、写真家笹岡啓子との共同作品『PARK CITY』(2009)、『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』(2010)、『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』(2012)、『長崎を上演する』(2013-16)などがある。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。

芸術文化振興基金助成事業