国際交流プログラム「交差する辺境 / Intersecting Peripheries」オープンコール!
国際交流プログラム「交差する辺境 / Intersecting Peripheries」オープンコール!
豊岡演劇祭 2025では、国際交流プログラム「交差する辺境 / Intersecting Peripheries」の参加者募集を開始しました。
本プログラムでは、舞台芸術を媒介としながら、都市や文化の中心地とは異なる地方や地域における実践と対話を通じて、国際的なネットワークと視座の交流を目指します。
国際的な活動に関心のある国内外のアーティスト、プロデューサー、研究者などを対象に、豊岡でのリサーチ、地域交流、創作発表などを行う約5日間のプログラムです。
[プログラム実施期間]
Group A:2025年9月12日(金)〜16日(火)
Group B:2025年9月19日(金)〜23日(火)
[応募締切]
2025年6月30日(月)10:00(日本時間)
皆さまのご応募をお待ちしております。
▼概要
交差する辺境
豊岡演劇祭は、2020年、コロナ禍のただ中に始まりました。
接触や移動が制限され、人や地域とのつながり方そのものが問われるなかで、私たちは舞台芸術のあり方を都度捉え直してきました。
特に、古来の芸能が社会のなかで果たしてきた機能には、現代における舞台芸術の役割を見つめ直すうえでのヒントがあるのではないかと考えています。
私たちが関心を寄せているのは、都市でも中心でもない場所──地方、あるいは辺境と呼ばれる地域の文化実践が、世界の変化と深くつながっているという感覚です。
東アジアをはじめとする各地で進行する人口減少や社会構造の変容、世界中で頻発する自然災害と気候変動、そしてポストグローバリズム時代の文化と社会の接続のあり方。
本プログラムは、そうした複雑で激しく変化する社会背景の中で、舞台芸術を媒介に、地域と世界を編み直すための国際的な対話と協働の場をひらく試みです。
このたび、こうした視点に共鳴し、ともに思考し、現場で対話・観察・表現してくださるプロデューサー、アーティスト、研究者などを広く募集します。豊岡でのフィールドリサーチや地域住民との対話、作品鑑賞、プレゼンテーション、フィードバックセッション等を通じて、異なる経験と視点が交差する場をともに育みましょう。