
今年も屋内外で多種多彩なプログラムを開催
2週末にわたり開催される豊岡演劇祭2025。今年は但馬地域全域で、プログラムが行われます。
国内外から招聘される話題の作品、公募で選ばれたフリンジなど、プログラムの多様さが豊岡演劇祭の魅力です。
6月17日には朝来市、香美町、新温泉町でのプログラムや、フリンジプログラムを含めた全ラインナップを発表予定です。
今後発表されるプログラムにも、ぜひご注目ください。
世界初演を迎える新作から、国内外で話題を呼ぶカンパニー・アーティストによる作品まで、魅力的なラインナップが揃いました。
城崎の芸者文化に焦点をあてたプログラム、市民舞踏団と舞踏界の名手による共演、竹野海岸を舞台にした野外パフォーマンス、研究者とアーティストが協働するプロジェクトなど、この土地ならではの地域との結びつきから生まれる演目も。
豊岡演劇祭では舞台芸術ファンの期待に応えるプログラムに、国際共同企画、若手カンパニーやストリートパフォーマンスなども合わせると、国内外から数多くのアーティストがこの地に集まることになります。


河合穂高 × 下鴨車窓
『黄色の森』

チェルフィッチュ
『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』

田村一行/大駱駝艦+豊岡市民舞踏団「但馬鸛鵲楼」
特別出演:麿赤兒
舞踏 但馬風土記『城嵜霊湯縁起』
平田オリザ + 中堀海都
シアターオペラ
『その星には音がない −時計仕掛けの宇宙−』

王 嘉明/Shakespeare's Wild Sisters Group
✕ タニノクロウ/庭劇団ペニノ
『誠實浴池 せいじつよくじょう』
スリーピルバーグス
第3回野外公演 in ビーチ!
『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』
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喜界島サンゴ礁科学研究所 演劇プロジェクト
『海のセレナーデ』
撮影:igaki-photo-studio-800x492.jpg)
青年団
『S高原から』

ハイドロブラスト(太田信吾/竹中香子)
『最後の芸者たち リクリエーション版』

んまつーポス × Unlock Dancing Plaza
『新作(タイトル未定)』
かつて豊岡演劇祭フリンジプログラムで鮮烈な印象を残した若⼿アーティストたちが、再びこの⼟地に集います。
2025 年度、彼らは豊岡の各地に滞在し、地域の⾵⼟や記憶、⾔葉にならない気配に⽿を澄ませながら、創作と対話を重ねていきます。
その営みは、⼀⽅的な物語の制作ではなく、多様な声が響き合う「多声的な共同体」を紡ぐプロセスです。
本企画は、アーティストが⼟地と深く出会い直し、地域とともに時間をかけて関係を築き、作品を育む「関係としての演劇」を重視しています。彼らの創作の中で⽣まれる⾔葉や声、そして滞在中の記録は、公開コラムやリーディング、トークなど、多様なかたちで地域と創作の現在地を共有し、地域社会の輪郭を揺るがす「対話の場」として機能します。