兵庫・新温泉町の湯村温泉には98℃にもなる高温の源泉があり、その源泉を「荒湯（あらゆ）」と呼んでいます。
ここでは昔から、地元の方が卵や野菜などを茹でて調理する“ゆがき文化”がありました。そういった地域の日常生活から発想を得て、「荒湯プリン」という、温泉でプリンを湯煎してつくる温故知新のゆがき体験が誕生しました。
おとなもこどもも大好きなスイーツ、プリン。しかし、この荒湯プリンは一般的なものとは違い、まんまるな形をしているのが特徴です。“す”と呼ばれる細かい気泡がほとんど入らないので口当たりなめらか。食べる時につまようじで風船型の容器を、プチン、と割るのも楽しみのひとつです。
レトロな温泉街でゆったり過ごしながら、できたての温かいプリンを食べてみませんか。