公演を観る
Ⓒトモカネアヤカ

Program

公演を観る

Pre-Event
プレイベント

『関係としての演劇』キックオフ・パーティー

豊岡演劇祭実行委員会

エリア

  • 豊岡

日時

6/3(火)18:00-20:00

『関係としての演劇』でレジデンスを行う私道かぴ・⻄⽥悠哉。
両名のレジデンス開始に合わせて、地域の方々のお話をお伺いするキックオフ・パーティを開催します。

『関係としての演劇』
かつて豊岡演劇祭フリンジプログラムで鮮烈な印象を残した若⼿アーティストたちが、再びこの⼟地に集います。2025 年度、彼らは豊岡の各地に滞在し、地域の⾵⼟や記憶、⾔葉にならない気配に⽿を澄ませながら、創作と対話を重ねていきます。その営みは、⼀⽅的な物語の制作ではなく、多様な声が響き合う「多声的な共同体」を紡ぐプロセスです。
本企画は、アーティストが⼟地と深く出会い直し、地域とともに時間をかけて関係を築き、作品を育む「関係としての演劇」を重視しています。彼らの創作の中で⽣まれる⾔葉や声、そして滞在中の記録は、公開コラムやリーディング、トークなど、多様なかたちで地域と創作の現在地を共有し、地域社会の輪郭を揺るがす「対話の場」として機能します。
この取り組みは、アーティストにとって深い創作への⾜がかりとなり、地域にとっては芸術が⽣活と交差する豊かな時間となるでしょう。そして豊岡演劇祭にとっては、公式プログラムの可能性を拡張し、演劇が「多様性を担保する共同体の装置」としての役割を改めて提⽰する、未来への挑戦となります。
豊岡演劇祭がこれまで育んできた関係性を⼟台に、次の⼀歩を共に踏み出すこの挑戦が、未来の演劇祭のあり⽅そのものを豊かに塗り替えていくと私たちは確信しています。