- 烏丸ストロークロック
1999年設立。京都を拠点に国内各地で演劇活動を行う。作品のモチーフとなる地域での取材やフィールドワークをもとに短編作品を重ね、数年かけて長編作品へと昇華させていく創作スタイルが評価されている。2018年、20年と東京芸術劇場にて『まほろばの景』シリーズを上演。代表の柳沼昭徳は第60回岸田國士戯曲賞ノミネート、平成28年度京都市芸術新人賞受賞。
Festival Produce
フェスティバル プロデュース
『但東さいさい』
烏丸ストロークロック × 但東の人々
エリア
- 但東
会場
唐川 岡神社
日時
9/20(土)17:00
9/21(日)15:00
※9/21(日)のみ前座企画あり
上演時間
1時間30分
開場:開演60分前
上演言語
日本語
料金
無料(要予約)
但東地域に残る農村歌舞伎を舞台に、
オリジナル神楽とお祭りさながらの風景が今年も立ち上がる。
豊岡市の東端に位置して、三方を京都に囲まれている但東。山あいに美しい田畑が広がり、小さな集落が点在している地域です。
そんな但東に点在する神社の境内には「農村歌舞伎舞台」が数多く現存。江戸時代から歌舞伎の旅公演や地域住民による地芝居でにぎわった名残りだとされる、木造の舞台機構です。また、古くから地域で言い伝えられてきた民話が多く、人々の精神と教養に影響を与えてきたことも但東地域の特徴です。
こうした背景に裏打ちされた『但東さいさい』は、人々の営みとともにある舞台作品を目指して、但東の子どもたちや多くの地域住民とともに但東の民話をもとにしたオリジナル神楽を創作。2022年から年年歳歳(ねんねんさいさい)、但東の農村歌舞伎舞台を巡って上演を続けています。
境内に立ち並ぶ露店、拍手喝采に湧くお祭りさながらの神社…晩夏の暮れゆく但東の自然に抱かれた『但東さいさい』を体験ください。
芸能や民話のような文化が、土地の歴史を知る地域の遺産であると同時に、厳しい生活環境のなかでも人々が豊かに生きるための大事な役割を担ってきたことをあらためて再確認することにもなるでしょう。
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出演者
- 出演・お囃子:烏丸ストロークロックと但東の人々
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スタッフ
- 音楽:中川裕貴
舞台美術:杉山至
衣装協力:堂本教子
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アクセシビリティ
※手話対応検討中
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備考
9/21(日)は前座企画あり
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クレジット
- 主催:豊岡市、但東さいさい実行委員会