- ムラワリ・インスティテュート(Mulawali Institute)
ムラワリ・インスティテュート(Mulawali Institute)は、バリ島デンパサールを拠点とする、学際的なアーティスティック・リサーチおよび舞台芸術の制作・実践を行う団体です。2019年に設立され、批評性と応答性を備えた開かれた演劇・パフォーマンスの実践を展開するとともに、アーティストがともに働き、出会い、成長するための環境づくりに取り組んでいます。その活動を通じて、ムラワリは、現代のグローバルな社会と結びついた社会的・美学的・政治的な場としてのバリを、新たな視点から読み解くことを試みています。
ムラワリは、アソシエイト・アーティストによるネットワークを基盤に、創造的な実践のための環境を築いています。このネットワークは、水平的な知の交換を促し、演劇、ダンス、パフォーマンス・アート、文学、美術、キュラトリアル・プラクティスなど、多様な分野を横断しながら、身体的な経験や固有の視点を共有し、新たな実践を生み出す場を開いています。
ムラワリは、ラボラトリー形式の実験的な活動とパフォーマンス作品の制作を通じて、協働的な実践を行っています。その活動は、アーカイブ、リサーチ、出版、フェスティバル、アート・プログラム、そして地域の歴史に根ざしたオルタナティブな学びの場の創出など、多岐にわたります。これまでに、長期的なアーティスティック・リサーチから生まれた《Squatting & Dance》(2021)、《Membaca Sanghyang》(2023)、《Decolonial Expo & Bali》(2025)といったプロジェクトを展開してきました。
ドキュメンタリーとスペキュラティブ(思弁的)なアプローチをもとに、ムラワリは、それぞれの作品やプログラムを、振り返りや共有、そして成長のための開かれた知の場として捉えています。バリという、多層的で固有の文脈をもち、さまざまな要素が交差し、ときに調和しない現実のなかに根ざしながら、舞台芸術を通して新たな知の地平を切り拓くことを目指しています。
公式プログラム
『(あの有名な)スクワッティング・ダンス』
ムラワリ・インスティテュート
エリア
- 豊岡
会場
日時
9/24(木)20:00
9/25(金)20:00
上演時間
50分(予定)
受付開始:開演40分前
開場:開演30分前
受付開始:開演40分前
開場:開演30分前
上演言語
上演言語:インドネシア語、バリ語、英語
字幕言語:英語・日本語
字幕言語:英語・日本語
料金
無料・要予約
「しゃがむ」身体は、歴史や記憶、権力のあり方を静かに揺さぶる。
この作品は、『Bali 1928 Archive』に収録されたバリの舞踊家 I Ketut Maryaによる《Igel Jongkok》と、植民地時代に記録されたバリの身体表象を出発点に、「しゃがむ」という身振りを捉え直す作品です。リサーチ・プロジェクト《Squatting & Dance》をもとに、ダンスやパフォーマンス、アーカイブ、そして日常生活のなかで、「しゃがむ」という動作がいかに構築されてきたのかをたどります
本作における「しゃがむ」身体は、民族誌的記録やエキゾチックな身体イメージを揺さぶる「対抗的なアーカイブ」として立ち現れます。奉仕や労働と結びつけられてきたこの身振りは、主体性や記憶、政治性を問い直す契機となります。作品はアーカイブを固定された記録ではなく、身体を通して絶えず読み替えられ、更新される場として捉えます。
「しゃがむ」ことは、身体を理想化されたイメージから解き放つと同時に、身体と歴史、そして日常生活がいかに互いを形づくっているのかを観客に問いかけます。
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出演者
- アグス・ウィラタマ、マン・トリ・レイ・デワンタラ
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スタッフ
- プロデューサー:アグス・ウィラタマ
共同振付・ダンサー:マン・トリ・レイ・デワンタラ
オーディオ・ビジュアル・デザイナー:マニック・スカダナ
プロダクション・マネージャー:リタ・サリアニ
プロダクション・クルー:ジャッコ・カネコ、ゲデ・ギタ・ウィアストラ、カデ・デシ・ヌラニ
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クレジット
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助成:国際交流基金
協力: Lランサイ・ティティアン・ヌサンタラ、バリ1928アーカイブ -


