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Program

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交流プログラム

国際交流プログラム
『交差する辺境』

エリア

豊岡

日時

公開プレゼンテーション
9/23 (水) 15:00-17:30

上演言語

英語(日本語通訳あり)

料金

無料(予約不要)

昨年、初めて開催した『交差する辺境』では、アジアの8つの国・地域から10名の参加者を迎え、豊岡での作品鑑賞やフィールドリサーチを通じて交流を深めました。

人口減少や高齢化、気候変動や自然災害、観光化に伴う地域文化の変容、そして急速な社会変化による共同体の再編。こうした課題は世界各地で共有されている一方、その応答のかたちは地域ごとに異なり、それぞれの土地には固有の知恵や実践が息づいています。

豊岡演劇祭は、こうした地域に根ざした文化実践のなかに、これからの社会や舞台芸術のあり方を考えるための重要な手がかりがあると考えています。地方や辺境と呼ばれる地域は、決して周縁ではありません。それらは、新たな未来を構想するための重要な実践の場なのです。

今年の「交差する辺境」では、とりわけ自然との関係性に焦点を当てます。

自然を単なる環境や資源としてではなく、人間を含む多様な存在が織りなす関係性のネットワークとして捉え、芸能、儀礼、身体、土地の記憶、ケア、共同体の実践に目を向けます。今年は、東アジア・東南アジアから10名の参加者を迎え、アジア各地に息づく多様な文化実践を持ち寄りながら、舞台芸術が地域と世界をどのように結び直すことができるのかを探求します。


[参加者]

ウー・シャーニン / WU,HSIA-NING
台北(台湾)

HousePeaceのメンバー。光を主な表現媒体として、光と空間、知覚の関係性や、光が物語をどのように形づくるのかを探求しています。演劇、展覧会、領域横断的なアートプロジェクトなど、幅広い分野で活動しています。
2017年のWorld Stage Designでは新進照明デザイナー部門の銅賞を受賞。2025年にはプロフェッショナル照明デザイン部門の最終候補に選出されました。
www.wuhsianing.com


プトゥ・アルディ / Putu Ardi
バリ島ジャンガラ(インドネシア)

イ・プトゥ・アルディヤサは、インドネシア出身の舞台芸術家・講師です。バリ島のルマ・トゥリスを拠点に、古代の文献を現代のパフォーマンスへと昇華させる表現活動に取り組んでいます。
伝統演劇、ワヤン(影絵芝居)、地域に根ざした芸術活動を横断しながら、スバック(水利組合)の農家を支援するとともに、農村地域に文化が育つ場を生み出す芸術プログラムを展開しています。その作品は、バリ島をはじめ、国内外のフェスティバルや文化事業で発表されています。
また、インドネシア舞台芸術プロデューサーネットワーク(Jejaring Produser Seni Pertunjukan Indonesia/JPPI)のメンバーとして、芸術交流と協働の新たな可能性を探求しています。


リキ・ベネディクト / Riki Benedicto
カビテ州ジェネラル・トリアス(フィリピン)

リキ・ベネディクトは、フィリピン出身の演出家、俳優、教育者、文化芸術分野のリーダーです。演出、上演、教育、芸術研究を軸に活動しています。
デ・ラ・サール=カレッジ・オブ・セント・ベニルの劇団「Dulaang Filipino」で10年間にわたり芸術監督を務めました。現在は、自ら共同設立した「BOGT Philippines」の制作芸術監督として、フィリピンのインディペンデント演劇の専門性向上と国際的な認知の拡大に取り組んでいます。
これまでに、チェコ、スペイン、ベラルーシ、カナダ、ドイツ、モナコで作品発表や国際的な活動を行っています。


ユスティアワン・ウマル / Yustiawan Umar
ジョグジャカルタ州スレマン(インドネシア)

ユスティアワン・ウマルは、インドネシア出身の演奏家、作曲家です。ジャワの伝統音楽であるカラウィタンを基盤に、聴くこと、身体の動き、素材との接触、空間との関わりを通して、演奏のあり方がどのように形づくられ、変化していくのかを探求しています。
ルバブやガムランの楽器を主に用い、作曲、即興、演奏、コラボレーションを横断して活動しています。Sandikala Ensembleの共同設立者兼演奏メンバーであり、デュオ「Catu Daya」の共同設立者でもあります。


トラ / Tola
プノンペン(カンボジア)

セイ・トラは、カンボジアのプノンペンを拠点に活動するライター、芸術研究者、アート・プラクティショナーです。現在はカンボジアン・リビング・アーツで助成金コーディネーターを務め、アーティストの活動とカンボジアの舞台芸術分野の発展を支援しています。
また、芸術交流と地域コミュニティとの関わりを育むコレクティブ型アートスペース「tiSamjort」の共同コーディネーターも務めています。芸術研究、執筆、フェスティバル制作など幅広い経験を持ち、カンボジアの文化的状況を探る調査プロジェクトにも携わってきました。2017年から2019年にかけては、『Khmer Times』でカンボジアのアートシーンに関する記事を執筆しました。


ジョピン / Jopin
台中(台湾)

ピン・チョウは、台湾出身の演劇アーティスト、パフォーマー、プロデューサーであり、「20% Experimental Theatre」の芸術監督を務めています。演劇と日常生活、地域コミュニティの関係性を探求し、劇場以外の空間や人形、オブジェ、身体表現を取り入れた作品を数多く手がけています。
演劇を従来の劇場空間の外へとひらき、人々やその日常の環境と結びつく、親しみやすく親密な体験を生み出すことを目指しています。


マック / Mack
バンコク(タイ)

トンチャイ・ピマプンスリ(マック)は、バンコクを拠点に活動する舞台芸術家、演出家、プロデューサーです。社会的・政治的な規範を問い直す作品に取り組んでいます。パフォーマーとして、岡田利規やタナポン・ウィルラクンをはじめとするアーティストと協働してきました。
コレクティブ「PainKiller」を主宰し、参加型パフォーマンスと「政治的な自己麻酔」をテーマに探求しています。また、Miss Theatreのプロデューサーとして、パティポン(ミス・オート)によるクィアな実践を通じた規範への挑戦を支えています。
さらに、東南アジアにおけるリソースの共有と、脱植民地的な制作のあり方を促進する「Morasum Network」を設立。H0M0HAUSでは、フェスティバル・プロデューサーも務めています。


トリナ・アカシア / Trina Acacia
バリ島バドゥン(インドネシア)

トリナ・アカシアは、インドネシア・バリ島を拠点に活動するダンサー、振付家、ダイバーです。ダンスとダイビング、そして水中での呼吸、圧力、身体の方向感覚から生まれる身体的なアプローチを通して、喪失と異種間の関係性を探求しています。
その活動はジンバランからウルワツにかけての沿岸地域の暮らしに根ざし、海洋生物や地域の神話、オーバーツーリズムがもたらす影響に着想を得ています。これまでインドネシア、マレーシア、カンボジア、リトアニア、トルコで、振付プログラム、アートプロジェクト、レジデンス、展覧会などに参加してきました。
Kallola Projectとともに、振付、芸術研究、沿岸地域のコミュニティに根ざした活動に取り組んでいます。


遠藤七海 / Nanami Endo
東京(日本)

ダンスアーティスト・制作者
1997年東京生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。
日常の振り付けられた身体に着目し、最近は調理や飲食を伴うパフォーマンスを積極的に行う。
また、パフォーマンスや作品制作の傍ら、舞台芸術の企画制作にも携わる。 アートと食の観点から幅広くコミュニケーションを模索している。
STスポット「ラボ20#24」ラボ・アワード受賞
NPO法人DANCE BOX国内ダンス留学@神戸11期


ベル・クナピンヤ / Belle Khunapinya
バンコク(タイ)

ベル・クナピンヤは、タイ・バンコクを拠点に活動するインディペンデント・プロデューサー、舞台制作者です。戯曲を軸とした演劇、サイトスペシフィック・パフォーマンス、音を用いた作品など、幅広いプロジェクトのプロデュースを手がけています。
自身のプロジェクトと並行して、BIPAM(バンコク国際舞台芸術ミーティング)、H0M0HAUS(多様性をテーマとする舞台芸術祭)、BICT Fest(バンコク国際児童演劇祭)をはじめとする、バンコクの国際舞台芸術祭にも携わっています。
現在はバンコクを拠点とする3つのコレクティブ——音響デザイナー、タイの劇作家、若手の舞台芸術関係者による各コレクティブ——の運営を担っています。


[コーディネーター]

河村竜也 / Tatsuya Kawamura
兵庫県豊岡市(日本)
エグゼクティブ・プロデューサー

プロデューサー、俳優、舞台監督。豊岡演劇祭のエグゼクティブプロデューサーとして、フェスティバル全体の企画・運営を統括。地域の文脈とグローバルな芸術実践をつなぎ、舞台芸術と自然・共同体との関係性を見つめながら、アジアにおける新たな舞台芸術ネットワークのあり方を探求している。
俳優・舞台監督としても数多くの国際共同制作に参加するほか、芸術文化観光専門職大学の教員として、舞台芸術と地域社会、観光、社会課題を横断しながら、次世代の文化実践者の育成に取り組んでいる。近年は、長期的な国際協働や、地域コミュニティとともに育む舞台芸術の可能性に関心を寄せている。


新田幸生 / Yukio Nitta
東京(日本)
プロデューサー / コーディネーター

東京生まれ。国立台北芸術大学アートマネジメント大学院修了。日本、台湾を中心にアジア各地で活動する舞台芸術プロデューサー。国際共同制作、ジャンルを横断した創作、文化交流、フェスティバルの企画・制作に携わる。近年はクリエイティブディレクター、アドバイザー、翻訳者、ライターとしても活動。アーティストや団体を国境を越えてつなぐプロジェクトを手がけながら、東京と台北を行き来している。

お問い合わせ
ttf_inter_peripheries@toyooka-theaterfestival.jp
クレジット
主催:豊岡演劇祭実行委員会
助成:国際交流基金
7/17 うずまくパス発売|7/24 チケット発売 7/17 うずまくパス発売|7/24 チケット発売