王 嘉明 コメント
城崎温泉は、台湾人である私にとって、不思議とご縁の深い場所です。
13年前の冬、観光で訪れ、宿泊しながら牛肉やカニをたっぷり堪能した思い出があります。
近年では、周りのパフォーミングアーツの友人たちがKIACでのレジデンス体験を何度も話してくれ、
そのたびに私も憧れを抱くようになりました。
そして今年9月、『誠実浴池』という作品で豊岡演劇祭に参加する機会をいただきました。
この作品もまた「温泉浴場」を主な舞台としており、まるで必然であったかのような不思議なご縁を感じています。
まるで人生の異なるタイミングで、旧友と違う姿で再会するような感覚です。
この小さな浴場のそばで、世界中の皆さんと作品を通じて交流できることを、とても楽しみにしています。
そして、なんと幸せで尊い時間なのだろうと、今から心が弾んでいます。

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タニノクロウ コメント
初めての豊岡演劇祭への参加、とても楽しみにしております。
特に、会場となる城崎国際アートセンターは、私にとって思い入れのある特別な場所です。
城崎という街も大好きで、再びこの地を訪れ、台湾チームの方々と作品を届けられることを、とても誇らしく思っています。
『誠実浴場』は、海辺に佇む温泉銭湯を舞台にした物語。海にまつわる小さなおとぎ話のような世界は、城崎の風景ともどこか響き合うように感じています。
秋の城崎で、皆さまと劇場でお会いできるのを心から楽しみにしております。

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