- 平野暁人
テクスト、出演。
翻訳家(日仏伊)。戯曲を中心に小説、精神分析、ノンフィクションまで幅広く手掛ける傍ら、舞台芸術専門の通訳者ならびに多言語パフォーマーとして国内外で活動。主な訳書に『「ひとりではいられない」症候群』(講談社)、『隣人ヒトラー』(岩波書店)、『純粋な人間たち』(英治出版)など。2025年元旦、noteにて発表した詩的試論「もうすぐ消滅するという人間の翻訳について」が1週間で20万超のアクセスを記録
Fringe Selection
フリンジ セレクション
『もうすぐ消滅するという人間の翻訳について』
平野暁人×篠田千明
エリア
- 豊岡
会場
日時
9/13(土) 16:00
9/14(日) 11:00/16:00
9/15(月・祝)12:00
上演時間
約60分
受付開始・開場:開演30分前を予定
上演言語
日本語・フランス語ほか
料金
前売一般:¥2,500
当日一般:¥2,800
前売学生:¥1,500*
当日学生:¥1,800*
*当日要証明書提示
人間の翻訳が終わり
人間と翻訳が終わったとき
そこに現れる世界とは?
翻訳家/通訳者/ドラマトゥルクとして舞台芸術界に独自の足場を築いてきた平野暁人と、「快快-FAIFAI-」結成から脱退後、タイを拠点とした活動などを経て現在では国内外で広く活躍する演出家/作家の篠田千明を迎えて展開するソロ・パフォーマンス。
2025年1月1日正午、平野がインターネット上に発表した13,000字に及ぶ詩的試論。
この世界に存在してきた「人間の翻訳の終わり」をはっきりと意識し、独白の形式で綴られたそのテキストは、広義の「ものづくり」を生業とする多くの読者の心を揺さぶり、共感や反感を巻き起こしながら、舞台芸術界や翻訳界の枠を越えて瞬く間に広まった。
タイトル『もうすぐ消滅するという人間の翻訳について』の「翻訳」には、人間の手によってなされてきたあらゆるアートや創作行為を代入できるのかもしれない。
本作では、テクストが内包する普遍性を立体的に検証すべく、言語が持つ場所と時間の結び目をほどきながら、翻訳行為そのものをパフォーマンスとして立ち上げる。
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出演者
- 平野暁人
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スタッフ
- 企画・作・出演:平野暁人
構成・演出:篠田千明
企画補佐:田村かのこ、樅山智子(いずれもArt Translators Collective)
宣伝美術: コバヤシタケシ
制作・票券: 清水聡美
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アクセシビリティ
・車椅子席
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アクセス
・全但バス 「豊田町」バス停から徒歩1分
・JR豊岡駅からタクシー5分
・コウノトリ但馬空港からタクシー20分
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クレジット
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主催:平野暁人、豊岡演劇祭実行委員会
製作:「翻訳の葬式」プロジェクト
協力:Art Translators Collective、世田谷代田 仁慈保幼園、美学校