- Humpit
平野みなみ(衣裳作家)と中川鈴音(ダンス)によるユニット。
2022年に衣裳と踊りを並行して作る試みとして共同制作を開始。
「人間の身体」を両分野の共通点と捉え、「この人がこの姿でそこに居る」ことの必然性を求める。空間についても、身体・衣裳の双方を拡張させて場を作り、上演している。
2人が互いの頭に侵食したり、しなかったりしながら、
日常から数ミリ浮いた世界を
日常より数ミリ埋まった世界をつくる
Fringe Selection
フリンジ セレクション
『Swallow a room』
Humpit
エリア
- 江原
会場
日高町民公園
日時
9/21(日)11:00/14:00
9/22(月)12:30/17:00
9/23(火)11:00/15:30
オープン時間:10:30-17:30
上演時間
約40分
オープン時間内常時鑑賞可
上演言語
ノンバーバル
料金
無料・自由鑑賞
※座席は要予約
江原の公園にワンルームを設置。
開けた空間からみる、小さな世界の大事件
公園にポツンと存在する4m四方の「部屋」が舞台。
衣裳作家とダンサーによるユニット[Humpit] が紡ぐ、個人的で普遍的な物語。
岐阜での滞在公開制作、京都での展示を経て、初の野外パフォーマンスとして江原にやってくる。
部屋。わたしの部屋。
それは好きなものが集まる場所、似合う服が揃う場所、自分の跡が溜まる場所。
そんなわたしの部屋と私の身体は、最早、ときどき、同じかと思うことがある。
同じで、一体で、もうこの身体は、すでに部屋に飲み込まれていることがある。
さらにこの部屋も、外の世界に晒されて、部屋まで飲み込まれていることがある。
存在するはずの境が曖昧になり、私・部屋・外が入り乱れ、部屋はぐちゃぐちゃになる。
もうどこまでが私の身体で、どの範囲が私の部屋で、どこからが外の世界なのか、わからなくなる。
まさに事件のような事態に、この部屋に住む私はどうなるのか。
本人の混乱を当事者的に描きながら、一方それは小さな部屋で起きていることにすぎないという、一歩引いた第三者目線もよぎる40分間。
日中は上演時間外も「部屋」に住人が滞在していますので、是非部屋でくつろいだり、衣裳に触れたりしに来てください。みなさんの訪問をお待ちしています。
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出演者
- 小磯捺未、中山広理、濱上香帆、中川鈴音
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スタッフ
- 平野みなみ
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備考
オープン時間中(10:30-17:30)は、出演者が部屋で過ごしています。
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お問い合わせ
- humpit23@gmail.com
