- 松本真結子
作曲家。長野県出身。記憶や夢、自然現象のように”不確かで曖昧な”景色や物語性を、音と音の関係性を通じて見出す聴取体験を目指している。主な作品に、長野県の神楽を引用した「Kagura ParaphraseⅠ-Ⅱ」、アンサンブル・ノマド委嘱「瞼の裡に、」、NHK委嘱オーケストラ作品「流転の星々」がある。ダンス作品や美術展示のための楽曲提供、地方での音楽ワークショップにも積極的に取り組む。
Fringe Selection
フリンジ セレクション
『コンポジション:音借景にきく』
松本真結子
エリア
- 竹野
会場
日時
[展示]
9/19(金)13:00-20:00
9/20(土)9:00-18:00
[ワークショップ]
9/20(土)15:30
上演時間
展示:常設
ワークショップ:約120分
受付開始:開演15分前
上演言語
日本語
料金
展示:無料・予約不要
ワークショップ:
一般500円
学生無料
土地から湧き上がる「音楽」を探して、
竹野を訪ね「音借景」にきく。
「音借景」とは、日本庭園の作庭における「借景」になぞられ、その土地で聴こえる音を借用する作曲の手法、またはそれらの音同士の配置とその関係性から生まれた空間の音楽を指す。
作曲家の松本真結子は、レジデンス期間に竹野町を主題に記録・収集した音を「音借景」として展示することを試みる。レジデンス最後の二日間には、創作のプロセスが竹野浜を背景にした絶景温泉北前館3階で公開され、最終日のワークショップでは、竹野の音に耳を澄ませながら「音借景」を作るプロセスに参加できる。
“「音借景」は、環境から生まれた音を音楽へと上書きし、そして再び音楽を音へ、そして自然の中へ返っていく現象を繰り返すことで流れるように形を変えていくことでしょう。私は、作り手であるだけでなく一人の聴き手として「音借景」に耳を澄ませ、土地から湧き上がる「音楽」の姿を探すことから、0地点から創造することの可能性、それらを記録することの価値とその根源的な意味を、共に考えていきたいと思います。”
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出演者
- ファシリテーター:松本真結子
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アクセシビリティ
未就学児入場可
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備考
※未就学児入場可
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お問い合わせ
- mayuko.matsumoto.info@gmail.com
