Director’s Program
ディレクターズ プログラム
『海のセレナーデ』
喜界島サンゴ礁科学研究所 演劇プロジェクト
宮崎玲奈 山下恵実 コメント
科学とアートの融合が本企画の主眼だ。人間と生物の知覚を交換しながら、世界を認識しなおす、想像する劇です。
数万年に一度の大地震によりサンゴ礁が隆起してできた島である喜界島の5万年前のサンゴやシャコガイ殻等の環境復原データ、2024年元旦の地震で能登半島が隆起したことから大量に発見されたサンゴ(キクメイシモドキ)の体験をもとに創作、金沢21世紀美術館 「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」展内「アニマ・レイヴ」関連企画として、交流スペースにて初演を行いました。初演を観劇した研究者からのフィードバックを受けて、戯曲・演出のリバイスを行い、新たなバージョンとして上演します。