公演を観る
photo by Hsuan-Lang LIN, provided by National Theater & Concert Hall

Program

公演を観る

Director’s Program
ディレクターズ プログラム

城崎国際アートセンターAIRプログラム2025/26
『誠實浴池 せいじつよくじょう』

王 嘉明/Shakespeare's Wild Sisters Group
✕ タニノクロウ/庭劇団ペニノ

作・演出:王嘉明(Shakespeare's Wild Sisters Group)、
タニノクロウ(庭劇団ペニノ)

エリア

  • 城崎

日時

9/21(日)19:00
9/22(月)14:00◎

◎託児サービスあり(要予約)
(詳細は備考・アクセシビリティへ)

上演時間

約100分
受付開始:開演60分前
開場:開演30分前

上演言語

日本語・中国語
※日本語・中国語(繁体字)・英語字幕付き

料金

【全席自由】
前売一般:4,000円
当日一般:4,500円
前売U25・学生・障害者割引:3,000円*
当日障害者割引:3,500円*
前売当日共に18歳以下:無料*(要予約)
うずまくパス:1,000円
*当日要証明書掲示

*クラップメイト
19歳以上25歳以下、または各種学生証をお持ちのお客様につきましては、公演当日残席がある場合に限り、無料でご観劇いただけます。

※障害者手帳をお持ちの方で、来場にあたり介助が必要な場合に限り、介助者1名までチケット無料(要フェスティバルセンター問合せ)

壮大な舞台美術のもと、日本と台湾の気鋭のふたりが
不思議な物語を立ち上げる。

気鋭の劇作家・演出家である台湾の王嘉明(ワン・チャミン)と日本のタニノクロウによる共同戯曲・演出の新作公演。二人はヨーロッパを中心とする国際舞台芸術祭で注目を集める存在で、共通点はともに壮大で緻密な舞台美術を用いること。少し風変わりなようでいて懐かしく、どこか傍観しているようでいて、肌触りのわかる、胸に残る言葉たち。文化も言語も異なる二人が、台湾と日本、ふたつの国の個性豊かで実力もある俳優たちと、不思議なひとつの物語を生み出す。
舞台は、もともと大衆浴場だった場所。廃業して時間が経ち、ひび割れていたり、水草が生えたりしている奇妙な空間。そこでは女たちが働いている。あたりが暗くなってくると、やがて、男が女たちのもとを訪れる。どこまでが本当で、どこからが嘘なのかわからない幻想的な会話が続く…。川端康成の「眠れる美女」をモチーフに、幻想的に、儚く、不思議な物語が立ち上がる。

出演者
Fa(ファ)、楊迦恩(ヤン・ジャエン)、崔台鎬(ツゥエ・タイハウ)、陳以恩(チェン・イーエン)、洪佩瑜(ホン・ペイユー)(台湾)
片桐はいり、金子清文、藤丸千(日本)
スタッフ
舞台監督:鄧湘庭(テン・シャンティン)
美術:鄭烜勛(ジェン・シュエンシュン)
衣裳:靳萍萍(ジン・ピンピン)、張渝婕(チャン・ユージエ)
音響:陳鐸夫(チェン・ドオフー)
照明:王天宏(ワン・ティエンホン)
音楽:柯智豪(コー・ジーハオ)
プロデューサー:新田幸生、小野塚 央
アクセシビリティ

・車椅子
・介助者同伴無料
・託児サービス
・日本語・中国語(繁体字)・英語字幕

次のような対応をご希望の方は、チケット購入前に豊岡演劇祭フェスティバルセンターまでお問い合わせください。
・障害者手帳をお持ちの方で、来場にあたり介助者1名の同伴を希望される方
・車椅子での来場を予定されている方
・託児サービスの利用を希望される方

◎託児サービス(要予約)
実施日: 9/22(月)14:00
※無料の託児サービスを行います。

備考

※未就学児はご入場いただけません

クレジット
主催:豊岡演劇祭実行委員会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
製作:Shakespeare’s Wild Sisters Group、庭劇団ペニノ(合同会社アルシュ) 
初演 / 委嘱:国家両庁院 (National Theater & Concert Hall, Taiwan)
協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)
助成:財團法人國家文化藝術基金會
photo by Ya-Chun YANG
photo by Ya-Chun YANG
王嘉明(ワン・チャミン)

台湾大学地理学科、台北芸術大学劇場芸術創作大学院卒業。現在は劇団「シェイクスピアズ・ワイルド・シスターズ・グループ」の団長。入り組んだ作風や実験性、大衆的な演出で知られる。パフォーマンススタイルの特殊な設計を通して、俳優たちと共同作業を行い、演劇の可能性と向き合い思索を深めている。2018 年には「東京芸術祭」に招待され『珈琲時光』を、2019 年には、「パリ・フェスティバル・ドートンヌ」において招待公演として『ディア・ライフ(親愛的人生)』を上演し、48 年の歴史をもつフェスにおいて初めて台湾の戯曲作品を披露した。2009 年、高雄で開催された「ワールドゲームズ 2009」では開幕式第 3 ステージの演出を、2014 年の「第 51 回金馬賞」では映画の 2 次審査と最終審査の審査員を、そして、2014 年から 2016年まで、「伝芸金曲賞」のキュレーター兼セレモニーディレクターを務めた。

WEB:https://www.swsg95.com.tw/en
Instagram:swsg95
Facebook:swsg95

タニノクロウ

1976 年富山県出身。庭劇団ペニノの主宰、座付き劇作・演出家。セゾン文化財団シニアフェロー(2015年まで)。2000 年医学部在学中に庭劇団ペニノを旗揚げ。以降全作品の脚本・演出を手掛ける。ヨーロッパを中心に、国内外の主要な演劇祭に多数招聘。2016 年「地獄谷温泉 無明ノ宿」にて第 60 回岸田國士戯曲賞受賞。2016 年北日本新聞芸術選奨受賞、第 71 回文化庁芸術祭優秀賞受賞。2019 年第 36 回とやま賞文化・芸術部門受賞。2022 年 7 月より富山市政策参与を務めた後、2025年5月より富山市政策アドバイザーに就任。

WEB:https://niwagekidan.org/
X:@niwagekidan
Instagram:niwagekidanpenino
Facebook:niwagekidanpenino