- 私道かぴ(安住の地)
1992 年生まれ。作家、演出家、アーティスト。京都を拠点に活動する団体「安住の地」所属。身体性を強く意識した演出と、各地に実際に滞在し聞いた話を基に作品をつくる。近年はお祭りや養蚕、流域や団地など土地とつながりの深いテーマで制作している。APAF 2020Young Farmers Camp 修了。2023 年度 ACY アーティスト・フェロー。
豊岡演劇祭2024などで上演を行った、製糸工場の工女をテーマに女性の一生を描いた『かいころく−工女編-』で第 11 回北海道戯曲賞大賞受賞。
トーク・ワークショップ
『偏西風の観測状況』
「西陽」×「関係としての演劇」スペシャルトーク
関西を拠点に活動する若手表現者たちは、いま何を思い、どのように演劇をつくり、社会と関わろうとしているのか―。
関西を拠点に活動する若手表現者たちは、いま何を思い、どのように演劇をつくり、社会と関わろうとしているのか―。
豊岡演劇祭2025では、二つの注目すべき試みが交わるトークイベントを開催します。
ひとつは、関西の舞台芸術シーンの再興・再考を目指して2024年9月に始動した、関西の若手舞台芸術関係者の運動体「西陽」。
もうひとつは、演劇を「関係」としてとらえ、滞在や共同制作を通じて地域や他者とのつながりを紡ぎ直す豊岡演劇祭のプロジェクト「関係としての演劇」。
両者に関わるアーティストたちが集まり、関西や豊岡という土地で演劇を続けることの意味や可能性を語り合います。
戯曲の言葉と、地域を舞台とする実践、そして「関係」としての創作が交差する一夜。
観客の皆さまとともに、これからの演劇のかたちを見つめ、分かち合う時間となりますように。