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photos by m.yoshihisa., ©︎Koki Fujinaka
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Program

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Fringe Selection
フリンジ セレクション

『低気圧の日』

藤中康輝

作・演出:藤中康輝

エリア

  • 竹野

日時

9/20(金)17:45★
9/21(土)11:00、15:00
9/22(日)11:00、15:00
9/23(月・祝)11:15
★アフタートーク有

上演時間

約40分
受付開始・開場:開演30分前

上演言語

日本語上演(英語字幕付き)

料金

前売(一般):2,800円
当日(一般):3,300円
前売(U25・但馬地域割):2,300円*
当日(U25・但馬地域割):2,800円*
小学生以下:無料
うずまくパス:無料(要事前予約)

*「25歳以下の方」または「但馬地域(豊岡市・香美町・新温泉町・養父市・朝来市)に在住・在学・在勤の方」が対象となります。当日、証明できる書類等をご提示ください。
シェルボディ/吉田萌『ヴァカンス』(会場:竹野B&G海洋センター 2F武道場)とのはしご券あり。

感動と症状の違いとは何なのか。「自律神経」をテーマにした上演考。

日本で自律神経失調症と診断された人は約65万人、潜在的な患者数はその10倍、国民の5%とされています。その原因は特定の一つでない場合が多く、気候や気圧の変化、生活リズムの乱れ、社会的ストレスなどの身体・精神の複合的要素が原因とされています。
本作では、上演作品によって得られる“感動”を身体的・社会的な影響から生じる“症状”と見做すことで両者の区別を曖昧にし、「個々の身体が抱える内なる他者」としての自律神経に向き合います。
本作は上演の形式を利用し、身体と想像力を通して人や人以外のものといったあらゆる他者との境界線を引き直す可能性を示します。移り変わる気候、日々ニュースで目にする国内外の情報、過去と未来、ここにいる人といない人、それらと「私」の身体で起きていることを表裏一体のものとして捉える試みです。
豊岡演劇祭2024の会場は竹野の海に臨む絶景温泉北前館。大きな窓を活かし、環境と作品の相互作用を取り入れた演出で上演します。
(第72回東京藝術大学 卒業・修了作品展 Global Art Practice賞受賞作品)

出演者
伊藤満彦、原ひかる、藤中康輝
スタッフ
インスタレーション・制作:藤中康輝
演出助手:赤木花
衣装・制作助手:原ひかる
創作協力:鷹取詩穏
宣伝美術:板倉諄哉
アクセシビリティ

車椅子席
※車椅子で来場されるお客様は、チケット購入時に団体お問い合わせ先までご連絡ください。

英語字幕(Subtitled in English)

お問い合わせ
藤中康輝:kokifujinaka@gmail.com
クレジット
主催:藤中康輝/豊岡演劇祭実行委員会
機材協力:人形劇団むすび座
photo by m.yoshihisa., ©︎Koki Fujinaka
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藤中康輝
演劇的なインスタレーションやパフォーマンスを制作するアーティスト・演出家。愛知県出身。2024年に東京芸術大学大学院 Global Art Practice専攻 相馬千秋研究室を修了。特に観客にインストラクションを与える表現を得意とする。自身の作品を「人や物にかかる「ある」と「いる」のバランスを乱して再構築することによって、その存在様式を問う」ものと定義し、現代アートと演劇の中間的領域で作品を作っている。
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