プログラム・イベント
©Sankai Juku
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Photo : Shun Sato
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Program/Event

プログラム・イベント

[collaborate]

豊岡演劇祭特別上映会(山海塾、市原佐都子/Q)

EPAD2022

  • 連携プログラム
  • トーク

舞台芸術の配信・アーカイブ化を進めるEPADと豊岡演劇祭が連携する本イベントは、舞踏・演劇を映像でみるという新たな楽しさを知っていただくため、豊岡市唯一の映画館、豊岡劇場にて実施します。
両日とも豊岡演劇祭2022にゆかりのあるカンパニーの作品をラインナップしました。
パリ市立劇場を創作の拠点とし、世界的な活動を続ける舞踏カンパニー山海塾の2015年初演の『海の賑わい 陸(オカ)の静寂―めぐり 』と、豊岡演劇祭2020でも上演され大きな話題となった、第64回岸田國士戯曲賞受賞作品、Q/市原佐都子の『バッコスの信女− ホルスタインの雌』。
当日は豪華ゲストを迎えて、舞台芸術を映像で見る楽しみや作品についてのトークショーも開催します。

日時

9/19(月・祝)17:30 山海塾『海の賑わい 陸(オカ)の静寂―めぐり 』
9/20(火)17:30 Q/市原佐都子『バッコスの信女 − ホルスタインの雌』
※受付開始時間:16:50(開演40分前)
※開場時間:17:00(開演30分前)

会場

エリア

  • 豊岡

作品
クレジット

山海塾『海の賑わい 陸(オカ)の静寂―めぐり 』
アフタートーク出演:吉川洋一郎、熊倉敬聡

Q/市原佐都子『バッコスの信女 − ホルスタインの雌』
アフタートーク出演:市原佐都子、坂本美雨

協力:豊劇の未来を考える会 田中亜衣子 橋本泰樹、有限会社 石橋設計 伊木翔
共催:EPAD2022 / 文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)

上演時間

山海塾『海の賑わい 陸(オカ)の静寂―めぐり 』
上映1時間25分+アフタートーク30分

Q/市原佐都子『バッコスの信女 − ホルスタインの雌』
上映2時間30分+アフタートーク30分

料金

無料(要申込)

備考

※Q/市原佐都子『バッコスの信女 − ホルスタインの雌』には一部刺激の強い表現が含まれています。

吉川洋一郎
作曲家、映像プロデューサー。
1980年筑波大学在学中より舞踏グループ「山海塾」の活動に参加。以来40年間以上、山海塾全作品の音楽制作にかかわる。
NHKスペシャル『地球大紀行』NHK『ニュース10』などの報道スペシャル番組音楽も制作。2005年よりIMAGICA撮影チームと組み、山海塾映像作品プロデュースをスタート。そのDVDはパリオペラ座、ニューヨーク市立図書館、アメリカ各大学のパフォーミングアーツのライブラリーに納められている。2019年よりソロ、デュオ少人数のダンスパフォーマンスを紹介する「踊-ODORE Just Dance」YOU TUBEチャンネルを主催。アート系チャンネルにも関わらず2022年現在110万回再生を超える。筑波大学芸術専門学群非常勤講師。

熊倉敬聡
芸術文化観光専門職大学教授。専門は芸術学、文化実践。パリ第7大学大学院博士課程修了。博士(文学)。慶應義塾大学教授、京都芸術大学教授を経て現職。
フランス文学・思想、特にステファヌ・マラルメの貨幣思想を研究後、コンテンポラリー・アートやダンスに関する研究・批評・実践等を行う。大学を地域・社会へと開く新しい学び場「三田の家」、社会変革の“道場”こと「Impact Hub Kyoto」などの立ち上げ・運営に携わる。主な著作に『GEIDO論』、『藝術2.0』、『瞑想とギフトエコノミー』、『汎瞑想』、『美学特殊C』、『脱芸術/脱資本主義論』などがある。

市原佐都子
劇作家・演出家・小説家・城崎国際アートセンター芸術監督。1988年大阪生まれ福岡育ち。桜美林大学にて演劇を学び、2011年よりQ始動。人間の行動や身体にまつわる生理、その違和感を独自の言語センスと身体感覚で捉えた劇作、演出を行う。2011年、戯曲『虫』にて第11回 AAF 戯曲賞受賞。2017年『毛美子不毛話』が第61回岸田國士戯曲賞最終候補となる。2019年に初の小説集『マミトの天使』を出版。同年『バッコスの信女 ─ ホルスタインの雌』をあいちトリエンナーレにて初演。同作にて第64回岸田國士戯曲賞受賞。2021年、ノイマルクト劇場(チューリヒ)と共同制作した『Madama Butterfly』をチューリヒ・シアター・スペクタクル、ミュンヘン・シュピラート演劇祭等にて上演。

坂本美雨
1980年、音楽一家に生まれ、東京とNYで育つ。97年「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビュー。音楽活動に加え、ラジオパーソナリティ、執筆、演劇など表現の幅を広げている。2011年よりTOKYOFM系全国ネット『坂本美雨のディアフレンズ』のパーソナリティを担当。2015年に長女を出産。愛猫家として知られ、著書に「ネコの吸い方」。自身のSNSでも愛猫“サバ美”や娘との暮らしを綴っている。2021年、アルバム「birds fly」をリリース。2022年、活動25周年を迎え、記念シングル「かぞくのうた」、娘との日々を綴ったエッセイ「ただ、一緒に生きている」(光文社)を上梓。全国ツアーを開催中。

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