青年団
『銀河鉄道の夜』舞台手話通訳付き公演
Program
Director's Program
ディレクターズ プログラム
[竹野]9/16(月・祝)10:30
[朝来]9/21(土)16:30
[養父]9/23(月・祝)10:30
★各回アフタートークあり
約45分
ノンバーバル(トークは日本語のみ)
無料(予約不要)
「こんにちは たにかわしゅんたろうです いわしたさんへ 「みみをすます」 ごじゆうにおつかいください」
朗読するような、つやのある明るいトーンのメッセージを留守電に頂いた1989年以来、岩下徹は、谷川俊太郎さんの詩のタイトルを借りたこの試み、野外や劇場ではない空間での無音の即興ソロダンスを続けている。豊岡演劇祭ではこの特別版として、ミュージシャンの梅津和時を共演に迎える。舞台も客席も設営しない普段通りのその場所で、観客は好きなところに立ったり、座ったり、移動したりしながら、即興の場に参加することになる。
ダンスと音の間には何の取り決めもない。場所そのもの、聞こえてくる音、通行人や犬にカラスといった、その場に在る様々なものとも関わりながら、ダンスと音と観客によって紡がれる時間。私たちはそこで一体、何に「みみをすます」のだろうか。
なお、豊岡演劇祭では、2022年に出石の永楽館、日高の気多神社、但東の大生部兵主神社、竹野の但馬漁協竹野支所、養父のYBファブ芝生広場の5か所で上演。23年には香住の東港上屋2号棟、豊岡の玄武洞公園の2か所で上演してきた。今年は、また新たに竹野、朝来、養父の3か所が会場となる。